Zotos Millenium Hair Show "SAISON" by MASA (16-21 Oct,2000)

今回、資生堂MASAチーム(Hair Artists & Make up Artists)の方々と、マサ大竹氏のHair Showをするために、タイの首都バンコクまで御一緒しました。 私は第二部の大竹氏のShowの中で、春・夏・秋・冬と、日本の四季に合わせて二十絃箏を演奏するという趣向。 日本音楽集団の韓国公演以来、久しぶりの海外です。 そんな一週間のツアーを日記風にしてみました。

■10.16 MON
朝5時に起床。
なぜか?
琴光堂和楽器店さんへ、二十絃箏のウレタンのカバー(海外持ち出しよう)をレンタルするために。
前日の夜11時に思い出した私。朝にしてくれ・・・とのことで結果6時。
店主の中島氏、すみませんでした。
当日の早朝から環七をTAXI飛ばしてあせりまくってしまいました。なんせ、6時過ぎにArsobsの森田氏が迎えにきてくれるとのこと。間に合うか!?と心の中で絶叫しつつ、TAXIに乗っていました。
(間に合ってよかった)

森田氏の到着とともに、すぐに出発。
二十絃箏と小物類の入ったMyBagと着物Bag。一人だったら、かなり悲惨な状況でした。感謝!
新宿の成田エクスプレスのホームまで荷物を運んでもらった。ホームで資生堂の安藤氏をはじめ、みなさんとお会いした。
(本当に、間に合ってよかった。あとは、ついていくだけ)

このツアー最大の難関をクリアーした私。あとは大船に乗って・・・・。

【成田空港】すごく混雑していた。特に、我々10人は荷物が特に多い。私の箏はもちろんのこと、資生堂の人たちも衣装やら道具でいっぱい。しっかりと荷物カウンターで、重量超過料金をとられていました。さすがにサービスとはいかないか・・・JAL。

【機内】アーティストの一人、重見氏。しげちゃんと馴れ馴れしく呼んでいる私。前から知っているわけではない。5月の時に1度紹介されただけ。うーん。いいのか?(笑)
私と二人してしゃべりだすと、どんどんエスカレートしていく。そんなことを友人に注意されていたものだから、なるべく話し掛けるのを控えようと・・・努力をしていた。
ほんの少しだけ話をして(席が通路をはさんで隣だった)、私は映画が始まるまで休憩。軽く寝る。寝る。寝る。
おきると、目の前に紙が。
"We did not want to disturb you......."用事があったら呼んでね!
とあったのだけど、特に用事ないし、映画まだかなぁと思っていた。腕時計持ってないし、時計代わりの携帯電話は、置いてきたし、あとどのくらいで映画かなと思っていると、
「まもなく着陸です」
ですと。えぇぇ。映画は???・・・・・。そう、終わっていたのだ。ずっと寝ていたらしい。もうひとついうと、機内で食事がでるらしい。それにも気づかなかったのだ。音もするだろうに、匂いもするだろうし、全く気づかずに寝ていた私。一食損した!?

【Bangkok】暑い。と聞いていたのだけどやっぱり暑かった。空港からはマイクロバスでホテルまで。空港と市街の真中あたりにあるホテル。出歩くわけではないからどこでも同じか。

【晩餐】中華料理風のレストランでの歓迎食事会。辛くないので食べやすかった。満足。

【マッサージ】Artistのトミー(香港の人)とMr.Nakagami(Nakagakiと聞き間違えやすい)(NYにいた人)と重ちゃんの4人で怪しいマッサージに行った。有名なところらしい。 アロマホテルの隣??とかいうところにあるらしい。タイ式古式マッサージというらしい。道路から地下の駐車場に入っていく感じの入り口で、はっきりいって一人だったら怖くていけない(笑)。 入り口に犬が・・・。野良なのか、飼っているのか・・・。
入ってみると、ますます怪しい。大きなShowケースの中が雛壇っぽくなっていて、そこにはジャージ(な、なぜじゃ)を着た女の人たちが・・・。後から聞いた話だと、その中から選ぶこともできるらしい。 うちら4人はおまかせでやった。
生まれて初めてのマッサージ体験。日本だとものすごく高いらしい。 ここは、2時間で400バーツ+100バーツ(チップ)で500バーツ(1500円)。
2時間の途中は寝ていました。気持ちよくて(笑)
1時近くまでやってもらい、TAXIでホテルへ。明日も行こう!と誓いあった4人。

■10.17 TUE
【オーディション(ヘアモデル)】午前中は、明日のShowで使う現地のモデルさんのオーディションの最終選考。 おもしろそうなので私も参加。もちろんみているだけ。ド素人の私がみても、5月のShowの日本のモデル達のほうがよい。 と言ったら、あたりまえといわれてしまった(汗)
今回は、髪の毛をCutできる(してもよい)モデルさんを集めたらしい。なるほど。 タイプが違うということね。20人近くいたけど、それぞれWalkingに特徴があって面白かった。
というか、ホテルの部屋で練習してろよな・・・自分。

【フィッティング(トップモデル)】午後はトップモデルのフィッティング。2人まではみていたのだけど、その後は安藤氏と打ち合わせのため席をはずす。 タイのトップモデルといっても、いろんな血がまざっているのか、たまたまタイに住んでいるモデルなのか、西洋人東洋人さまざま。さすがはトップ。このままパリコレに出れる人たちなのね???
打ち合わせが終わると、各HairArtistたちは自分のモデルさんの下準備にいったらしい。部屋には衣装の粟竹氏と数人しかいなかった。そこで安藤氏が私の髪の毛をCutしてくださった。Lucky!

【晩餐】市街に行き、タイ料理のレストランへ。しつこい客引きのおじさんがいて、大変だった。食事は堪能。おいしい。結構いけるかも、タイ料理。

【Market】食後は自由。昨日の4人プラス数名で「有馬温泉」というマッサージ屋へ。時間が早かったわけではないけど、食べたばっかりだったので昨日の4人でMarketをぶらぶら。
Mr.Nakagamiが、Marketでロレックス(?)の腕時計を値切って買う。本人は冗談で値切っていたらしいのだが、そこまで安くなるなら・・・と買ってしまった。
ぱっぽん(?ぱっぷん)(?はっぽん)ストリートという屋台でまくりのそこのストリートの両側はもちろんお店がある。道は屋台(出店)で埋め尽くされている。歩けるところは人ごみで狭い。 とあるお店のDoorが開いていて(開けてあるのだが)そこから中がのぞけた。 どうやらお酒を飲むとこらしいのだが、外から見えるところはステージ。その上では、棒(柱)につかまっている女性。ほとんど裸の。うおぉぉ。見てよいのやらいけないのやら・・・。外からだからよくは見えないのだけどね。
どきどきしながらとおりすぎる。逆に男性のShowのところもあるらしい。日本語で「美少年」などというのもみえた。(日本酒の名前ではなーい)重ちゃんなんて・・・(禁)
だいぶ人ごみに疲れ、そろそろ有馬行こうかということになり、向かうのだが・・。みつからない。私はすでにLostMyWayなのでひたすらトミーとなかがみ氏についていく。あ、重ちゃんも私と同じ口。
さんざん歩いてやっと見つかった。入り口にMr.Kenがいたので、5人で入った。昨日と同じく2時間やりたかったのだけど、もう時間らしく1時間半しかできなかった。

【マッサージ(有馬温泉)】 というわけでさんざん歩き疲れてのマッサージ。店の名前よろしく、中は和室。こりゃぁ日本人専用みたいな・・・・ぼそっ。大部屋に入り、着替えて(昨日もそうだけど)1時間半。今日のところもなかなか気持ちよかった。 昨日2時間やってしまったので、やはり1時間半だとなにか物足りなく思うのは・・・贅沢ですね。

■10.18 WED
【練習】午前中は、フリーだったので、部屋でおさらいしてました。今回はインプロヴィゼーションは無いに等しいので、あり曲をさらました。 《四季》それぞれに、演奏時間がほぼ決まっているので、その調整をかねて、ウォーミングアップ。 今回は、《冬》で「みだれ」、《春》で「華やぎ」、《夏》で「月の光」、《秋》で「サヌールの舞姫」。一番怖いのは「華やぎ」かな。 この《春》だけは、大竹氏のデモンストレーション(CutShow)の間演奏しつづけるのです。時間調整ははっきりいって、ぶっつけ本番。

【ブリーチ】各HairArtistたちは、自分のCutするモデルさんの準備。その間に昨日Cutしてもらった髪の色を抜く。ブリーチというのかな?それを計良氏が担当してくれた。 忙しい合間をぬって。綺麗に色がぬけた。さすがプロ。

【リハーサル】午後はステージリハ。テクニカルリハに続いてすぐモデルさんインで始まる。英語⇒タイ語にするため、なかなか大変だった模様。安藤氏、お疲れ様でした。 私のほうは、予想以上に音響がよく、800人くらいの広い会場なのに、自分の音もよく返ってきていて演奏しやすかった。 特に「華やぎ」なんて演奏していると、こう、なんというか、自画自賛状態に入ってしまう(おいおい)

【Show】夜7時。ShowがStartする。第一部は、Masaチームの若い人たちがStageで一人で2人のモデルをCut。6人同時にやるため迫力満載。 私は裏からみていたので、トミー氏となかがみ氏と重ちゃんしかみれなかった。 リハーサルの時にみたら、最前列の田中氏の、Cut終わったあとにいすに座って待っている間の足組ポーズがかっこよかった。 みんなステージの上だとかっこいい。(あ、普段もかっこいいけど)
薄暗いステージ裏で、ミッキー(タイのTop美容師)がチーク?と眉毛を、そして資生堂の小松氏が、ファンデーション?をしてくださいました。ありがとうございました。

そんなこんなで第二部Start。
暗転の中でていって、いきなり「みだれ」。思いっきり、日本日本、古典古典してきました。《冬》のイントロのため、3分にまとめたCutバージョン。二十絃箏の上13本を平調子にして演奏しました。
その後、大竹氏のCutが終わり、モデルさんがWalkingをして、《春》へ。
SEとシンセで雰囲気を作って、「華やぎ」。この曲はかなり細かいのでなかなか箏から目を離すことができず、 後半終わり近くのアドリブを演奏しながら前方でCutしている大竹氏をみると、「あっ!終わっちゃう!」状態。大慌てで、Codaに飛ぶも、アシスタントさんと共に退場。「うぎゃぁ!」と思いつつ、Glissandして、最後の2小節。
(ほっほっほっ!)
で、モデルさんがWalking。急げ!急げ!Tuning!
すぐに《夏》のイントロの演奏が待っている。「月の光」が待っている。「華やぎ」の2♯から、この5♭へTuningということは、・・・・。
そう、全部の絃をTuningする(移動する)ということです。21本すべて。Walkingは2分半から3分。あせりにあせって、なんとかOK。印に合わせて柱を移動したけど、果たしてこの印あっているのかどうか・・・。少しずれてたら悲惨だなぁ。
2分の「月の光」。後半に入ったところで、下の♪ラと♪シの柱を倒してしまう。MICが入っていたのもあって、すごい音がした。一瞬、絃が切れたかと思ったくらい。柱が1つならなんとか片手で立て直したのだけど、2本倒れてしまうと、無理だった。 今回、4曲の中で一番慣れている曲だったので、倒れた瞬間に私のボロのスーパーコンピュータが演算を始める。その2本の絃がでてくるたびに、オクターブ移動するか、または、コードで取るか。表面は余裕の演奏。内情は・・・。 そんな状況の楽しい「月の光」となりました(笑)
デモンストレーション、Walkingのあと、いよいよ《秋》へ。
秋のイントロは、当初「ジムノペティ第一番」だったのだけど、打ち合わせのときと当日曲が変更になっていたので急遽別の曲に。 それが「サヌールの舞姫」。2分という制限の中、インプロビゼーションで45Sec。サヌールを75Sec。私はこの45Secのインプロヴィに気をいれました。このサヌールは、三木稔氏の「箏譚詩集第3集」の中の一曲です。 Tuningからして、南国風の特徴のあるものなので、インプロヴィもかなり楽でした。
私は、
「夏の雷雲、嵐、静寂、そして秋へ・・・・」
これをこの45Secの中に入れてみました。もちろん説明なしで。もし資生堂さんがこの日記を読んだら、「あぁそうだったのね・・・」と思うことでしょう(笑)
そしてフィナーレへ。大竹氏、Masaのメンバー達、モデル達と共に私もステージへ。ライトと拍手がまぶしかったです。

スタッフの皆様含め、本当にお疲れ様でした。

【晩餐】Showの終わった時間が9時近く(過ぎていたかも)だったため、食事も遅くなりました。今日はホテルの食堂。毎日Morningを食べているところ。 トムヤンクンを始め、どの料理も辛い。レッドカレーがまた辛くて、食べきれなかった。タイ米がすごくおいしかった。特にあの辛いカレーとよく合う。 みんな疲れていても、しっかりとおしゃべりして、しっかりと食べて、しっかりと飲んで。
今日こそ、本当の意味でマッサージ行きたかった。右腕、右肩が張ってしまった。が、時間も遅かったので断念。
行きたかったと言っていたら、明日の朝、マッサージいけるように手配をしてくれた。気をつかわせてしまったと思いつつも、ものすごくうれしかった。 Masaの皆様、お疲れ様でした。

■10.19 THU
【マッサージ】Masaの人達はセミナーを午前中にするため、朝から準備。 私は午前中、運転手付でマッサージに行く予定なので、なんとなく気が引けて、同じ朝8時の集合時間に顔だけ出した。(意味はないのだけどね) 運転手さんは、英語も日本語もだめだったので、なんとなく心細かったけど、笑っていてくれたので、不安が払拭された。 16日とも17日とも違うマッサージのところにきた。お店というよりも、なんといえばよいのかな・・・・。うまく表現できない。無念。 A棟、B棟みたくあって、その間を中央で渡り廊下でつないである2階建てのつくり。村の学校を思い出させる。
タイ語が全くできないので、運転手さんの後ろについて歩く私。情けない。
始め右側の建物の入り口にはいったら、朝の10時なのに、若い女の子が3人待合椅子みたいのに座っていた。タイ語のやり取りの後、反対側の入り口にいった。 そこは、なんというか、民宿のフロント(なんのこっちゃ)を思わせる雰囲気で、二階につれていかれて、4畳半くらいの部屋でマッサージをしてもらった。 今日の人は体格のよいおば様だった。
マッサージが始まる。昨日の疲れもあるので、また寝ちゃうだろうあぁと思っていたのは、甘かった。痛くて眠れないのだ(笑)あの体格・・・あの体重でぐいっぐいっと腕とか足をマッサージされると・・・痛い。 悲鳴を出そうにも、痛さが先で、口パクパク状態。終わってみればとても楽になったのだけど、死ぬかと思った。けれど、きいたところ、まだこのお店はミディアムくらいのSoftなほうのマッサージだという。むむむ。

【Shoping】大竹氏と安藤氏と三人で街へ出る。夕方に、みんなで食事なのでそれまでの自由行動。セミナーは午前中で終わったらしい。
タイの電車?というか、モノレールに乗ってショッピングセンターへ。ありましたね。違法ソフトの数々。DVDにしろ、PCソフトにしろ・・・安い。いいのかこれで・・・。 イラストレーターとかフォトショップとか・・ほしいソフトがこんなに安いなんて。信じられない。
動作するか不安だったので買わなかったけど。あれを買ってばれたら、犯罪なのかな。悩む(w
結局私は何もかわず、ほかの人は、ベルト買ったり靴を買ったりGold買ったり・・・。

【晩餐】タイで最高級のホテルのタイ料理を食べにいった(と思う)。とにかくホテルはすごかった。どこぞの王宮?と思わせるつくり。日本でこういうのあったら・・・一泊20万円くらいするのかな。ようわからないや。
昨日のタイ料理に比べ、今日のはそんなに辛くなかった。トムヤンクンもおいしかった。いろんな味があるのだなぁ。トマトジュースを注文したら、異様に甘いトマトジュースがきた。これ、お砂糖でも入れてるのでは・・・・。
食後は、Mr.Kohの接待で、クラブへ。

【クラブ】日本でも行ったことがないクラブ?というのか?
エレベーターが開いた瞬間(6階だった)・・・・・・(自主規制)

【Where am I ?】Masaのメンバーと合流したかったのだが、一度ホテルに帰ってきてしまったため、再度出撃。ホテルのリムジンでGO!
おっと、値段は、500バーツ(高いぞ)
とりあえずパッポンStr.におろしてもらう。多分みんなのことだから、有馬温泉だろうと思い、目指すのだが、みつからない。そういえば、火曜日は、なかがみ氏の後をついて行っただけだから、覚えていなかったのだ。
でも、このパッポンのそばにあるのは知っているので、この一角をぐるぐると3周くらい歩く。タイの人達に「いい娘いるよ」と日本語でいわれ、うざいから、
"I am Canadian."
"No Thank you."
の大量生産。
2時間ほど歩き回り、Marketの出店の片付けが始まったころの1時。さすがにもうみんなホテルに戻っていると思い、私も帰路へ。 とりあえず、パッポンの入り口に戻る。3輪バイクタクシーの人達に乗れ乗れといわれ、4輪のほうが好きだからいらんと断り、あまりうざいので、退散。 向かいに渡り、とりあえずぶらぁとまた歩くと・・・。そこには信じられないものが。
探していた有馬温泉の看板が。なんとパッポンの一本となりのストリートだったのだ。道路を向かいに渡っていたため、看板がよくみえたらしい。
(そりゃ、真下とおっていれば、見えないわさ)
愕然としていると、さらに衝撃の事実が。
始めに接待でいったクラブのある、タニアStr.が有馬Str.の隣に。そう、ぱっぽん-有馬-タニアと並んでいたのであった。さっきから何度も通ったところなのに・・・。
傷心(なわけないけど)の中、TAXIを拾う。「Meter Taxi」と書いてあるので乗ったら、「メーターは壊れているから」といわれてしまった。火曜日はここかホテルまで100バーツしないのをしっている私。
"How Much?"
ときくと300バーツという答えが・・・。おいおいもう走ってしまってるがな。下手な英語でおとといは100バーツだったといったら、そんなわけないといわれてしまった。 ボラれているとわかったのだけど、無事にホテルに帰りたかったので300バーツで行ってもらった。というか進行形だった。

【飲む】程よい運動をした後(2時間歩くのが程よいかどうか・・)、ホテルに戻るとラウンジでMasaメンバーが4人飲んでいた。私も直行で顔をだして、参加。会えなくて残念という話をしたら、どうやら時間的に、私が迷わず有馬温泉にいってればちょうど出てくるところだったらしい。Damn!
一人でMarket歩いたのはよい経験だったといわれ、私もそう思い、気づいたら、朝の5時だった。で解散。おやすみぃ。

■10.20 FRI
【二日酔い】朝9時ごろ、安藤氏から電話。体を起こすのがだるい。なぜだ?今日は夜までFreeなので寺院にいくことになっていた。 朝食も食べれないくらいに気持ちが悪く、寺院はせっかくなのにお断りした。
その前に、なぜ私はここにいる?といっても自分の部屋だけど。そう、記憶がないのだ。誰が運んでくれたのだろう。もしかしてこれが酔いつぶれるということなのか。 5時まで飲んで解散!というところは記憶あるのだけど、どうやって部屋に・・・。(汗汗)
体を起こそうにも気持ち悪くて、無理。一度目がさめてしまったので横になっていても気持ち悪い。
「これが二日酔いならば、二度とお酒なんて・・・・」
まぁ、そんなことはどうでもいいのだが、とにかく Feel so Bad!
夕方5時のホテルのチェックアウトまで、寝てた。3時くらいからはとりあえず起き上がったりTVみたりしてたけど・・・。気分はあいかわらず Feel so bad !
しんどい。せっかくのタイが・・・。一日つぶれてしまった。

【晩餐】コウ氏ご一家とともに、大きな海鮮レストランへ。ものすごく広いのと、材料を自分達で選んでから料理をしてもらうとのこと。 たくさんの種類の魚介類、フルーツ、飲み物。それを籠にいれて、レジで清算。それを使って料理をしてもらうらしい。レストランの外面に厨房があり、見せる厨房と化している。うーん。すごい。
二階のVIP用みたいな個室にいって、舌鼓をうつ。今日のが一番口にあったかも・・・。
(タイ料理とは違うからか???)
気分が優れないので、お酒飲めなかったし、いっぱいは食べれなかった。けどとても美味しかった。コウ氏、ありがとう。

【空港】ずっと寝ていたため、おみやげを買っていない私。ところが、空港にタイ関係のShopは少ない。みんなのお勧めにより、タイの即席ラーメンを買う。 タイらしく辛いやつで、はまるらしい。6個で約300バーツ。高いのか安いのか。そしたら大竹氏にいわれてしまった。「高い」と(笑)
街のShopingCenterでは、10個で40バーツ?と重ちゃんが教えてくれた。けど・・・寝てたので買いにいけなかったのねん(笑)
辛いのがだめな友人もいるので、悩んでいたら、搭乗時間が近づく。結局、中国茶の6種類セット(小さな缶に入っている)にした。タイにきておみやげが、中国茶かい!と自分で先に突っ込んどきます。 このころには、気分も少しはよくなってきていて、また口数が増えてきた私。
(どぅどぅどぅ)   --> 馬じゃない!

【機内】軽くねて、食事も取って・・・。夜行便なので、軽食だった。映画も夜行便でなしだった。B席だったため、トイレに行くにも隣の人が目を覚ますのを待っていた。 飛行機の真中の席ってつらいのね。通路側が一番かも。または通路側には知っている人だとかだったらNPだね。勉強勉強。

5日間のタイでした。ゆとりがあったので、私なりに楽しめたと思います。

■10.21 SAT
【空港】帰ってきました。朝の6時。みんなで。大荷物を持って。私は昨日ほとんど寝ていたので、比較的元気だった。二十絃箏も無事に一緒に帰ってきました。 到着Gateを出ると、Arsobsの森田氏が迎えにきていてくれて、荷物を車に運び、笹塚まで送ってもらいました。 ものすごく楽で助かりました。感謝感謝!

演奏内容を含め、実際のできはどうだったのか。その評価は後日きっと耳に入ることと思います。
資生堂の方々をはじめ、タイの人達にも喜んでもらえたことを願って。
今回のShowに箏、とくに二十絃箏を取り上げてくださったこと、ここにお礼申し上げます。これからも、箏にさまざまな光をあてていきたいと思っています。

お疲れ様でした。